濡れた髪の毛の裏側

お風呂をあがってから、乾かさずに寝ている方いませんか?
髪の毛が短いからと言って、乾かさない方いませんか?
濡れた状態とは、水分を含んでいるので髪の毛が膨潤している状態となります。

膨潤している状態は、髪の毛を引っ張ると簡単に切れてしまいます。
濡れている状態で寝てしまうと髪の毛同士が擦れることによって
キューティクル(髪の毛一本をかんぴょう巻に例えるなら、のり海苔の部分がキューティクルです)が
剥がれてしまうため、水分・油分・栄養分が全て失われてしまいます。(ご飯粒がむき出しの状態です)
そのため枝毛・切れ毛や乾燥の原因にもなります。

矯正縮毛・ストレートパーマは、髪の毛のダメージが大きいことで知られていますが、
濡れている状態または半乾きのまま、放置しておくとそれ以上のダメージになることもあります。
毎回続けていると、毛髄質(髪の毛の芯。かんぴょうの部分です)がなくなってしまい、
パーマやカラーがかからなくなってしまいます。

ドライヤーでしっかりと乾かすことが健康な艶のある美しい髪の毛を保つ秘訣なのです。

またドライヤーのCOOL(冷風)は、なぜあるのだろうと思ったことはありませんか?
ドライヤーの使い方でスタイリングのほとんどが決まってしまうのをご存じですか?

次回は「ドライヤーの裏側」について2回に渡りお話したいと思います。

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